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三澤 廣氏の活動報告
(作家)

 三澤 廣氏の一覧


疑惑の究明  (R1-8-13)

 「ライダイハン」問題が取り上げられるようになりました。「ライ」はベトナム語で、「混血児」。「ダイハン」は「大韓」のベトナム語読み。ベトナム戦争に従軍した韓国兵が、ベトナム女性に生ませた子供のことです。その大半がレイプの結果だというのです。
 日本軍はあれだけアジア諸国で性暴力の限りを尽くしたと言われながら、現地の女性に生ませた子供の話をさっぱり聞きません。つまり、日本軍は少なくともレイプはほとんど(あるいは全く)しなかったのです。
 知己のリベラルにそう言ったら、「日本軍には慰安婦がいたからだろう」と言われました。
 語るに落ちるとはことのことです。ベトナムへ派兵された韓国軍にもちゃんと慰安所はありました。でも、韓国兵は満足できないで、犯罪に走ったのです。しかも、リベラルは慰安婦制度を非難しながら、「慰安婦がいたからレイプがなかった」とは、どのツラ下げて言うことができるのでしょう。いやいや、「慰安婦がいてもレイプは多かった」という人さえ少なくありません。それは韓国軍のことじゃありませんか。
 日本軍の軍規の厳正と兵の道義心をどうして褒めてやらないのですか。

 「ライダイハン問題」を最初に取り上げたのは、山口敬之氏でした。
 2015年4月3日、TBSワシントン支局長だった山口敬之氏が週刊文春に寄稿して、週刊文春は7ページの特集を組みました。タイトルは、「歴史的スクープ 韓国軍にベトナム人慰安婦がいた!」。
 そして、その翌日(!!)、山口氏は伊藤詩織氏からの依頼で、就職の相談(TBSニューヨーク支局への紹介)に乗ることになり、東京でいっしょに酒を飲みました。伊藤氏は酒には強いはずなのに、酩酊してしまいました。これは、date rape dragを飲まされたからだったと伊藤氏は主張しています。
 いずれにしても、そのあと、二人は性行為に及びました。山口氏は合意の上だったと言い、伊藤氏は意識混濁に乗じて準強姦をされたと反駁する藪の中の事件でした。
 伊藤氏は提訴した上で、顔を隠さずにテレビに出演して、山口氏を弾劾しました。

 事件からもう四年も経っています。マスコミの大勢は、伊藤氏を弁護し、山口氏が犯罪を犯したという方向に傾いています。刑事事件としては不起訴になって終わっているのですが、まだまだ騒ぎには決着が付きそうにありません。
 私は前々から、インタネットで山口氏の話を聞くのが好きで、いわばファンでした。ですから、山口氏が犯罪を犯してはいないと主張しても、贔屓の引き倒しになるばかりです。
 そこで、事件全体についての真贋はさておき、二三の細かい点について、腑に落ちない疑問を呈出するにとどめます。
 最大のポイントは、事件の起こったのが、山口氏がライダイハンの件を週刊文春に寄稿した翌日だったということです。(これ、どう考えても偶然の一致とは思えません) そして、伊藤氏は当時の民進党に近く、しかも記者会見の席上で「性犯罪を厳罰に処するように法整備をして欲しいのに、国会では共謀罪の審議ばかり」という発言(失言?食言?)をしてしまいました。
 私がすぐに思い出したのは、2015年1月(この事件の三箇月前)の石堂順子氏の記者会見でした。この方はイスラム国に拘束されて、後に処刑された後藤健二氏のお母さんです。息子の命が危機に瀕している最中に、記者会見の場を利用して、「反原発演説」をしたのです。余りの場違いの発言に、外人記者がOh, my God.とつぶやいて、自分の額を叩いたということです。
 挙句の果てに、記者会見が終わって退出するときには、満面の笑みを浮かべていました。
 その後当日中に、安倍首相に息子の救出を依頼するメールを出したのですが、そのメールの発信元が「福島瑞穂事務所」だったというオチが付いていました。
 この記者会見の会場に、後藤健二さんのお兄さんが電話をして、「母の記者会見を中止させてくれ。何を言い出すか分からないから」と申し入れました。会場の担当者は「私にはそんな権限はないから」と答えました。そして、悪夢が始まってしまったのです。
 それにしても、瑞穂さん。こんな人に演説をさせたのですよね。

 伊藤詩織氏の「共謀罪」は石堂順子氏の「原発」と非常によく似ています。時期も同じ頃でした。バックにリベラルが付いている点も同じ。同じパターンの常套手段だったと言えるのではないでしょうか。
 声を詰まらせて抗議する深刻な局面に、「共謀罪反対」を持ち出すとは、詩織さんは、順子さんに余りにも似ているという外ありません。余裕がありすぎです。

 ところで、私は、たとえば「吉田清治」と「清田治史」(インタネット参照)のように、かかわりのある人々の名前に不思議な暗合があると信じているのですが(本欄ですでに何回か指摘しました)、「伊藤詩織」と「石堂順子」、声に出して発音してみると、あれッと思うくらい似ています。

 時恰かも、朝日新聞が、慰安婦報道を「捏造」とは認めなかったが、「誤報」とは認めて、廃刊への道を歩み出してから、まだ一年経っていない時期でした。朝日や、民進党や、現在の立憲民主党、TBSなどから見れば、ライダイハン問題が明るみに出れば、旧日本軍を弾劾するのに邪魔になります。そこで、山口氏を陥れるために仕組んだ芝居だったのではないかと疑われるのです。(山口氏はTBSの元社員ですが、TBSの敵なのです)
 伊藤氏は完全な左翼です。どうして、伊藤氏が山口氏に就職の斡旋を依頼したのでしょう。山口氏は人も知る右翼の論客です。伊藤氏がそのことを知らなかったはずはありません。逆に、山口氏は伊藤氏が左翼だということを知っていたのでしょうか。もし知らなかったとしたら、それだけで、ほぼ確実に伊藤氏がハニトラを仕掛けたことが証明されるのではないでしょうか。
 この事件の背景にどれだけ深い闇が隠れているのか、私は慄然としたものを感じるのです。

 伊藤氏は、子供の頃からモデルをしていたという絶世の美女です。山口氏も「あなたのような美人」に誘惑されたら抵抗できないじゃないかと伊藤氏への弁明メールに書いています。ハニトラだと言っているのです。
 「たいした美人でもないくせに」と我が同志たるネトウヨがインタネットに書き込んでいました。駄目ですよ。いくら敵陣営の人であっても、厳然たる事実は事実と認めなければ、捏造新聞の印象操作と同じ罪を犯したことになります。
 山口さん、こんな美人のために破滅するなら男冥利に尽きるじゃありませんか。私だったら、伊藤さんのせいで地獄に落ちても、怨む所はありません。地獄に落としてもらえない悲運を歎いています。山口氏に比べたら、福田次官、かわいそう。
 この美人が喉を詰まらせて、切々と訴えたのですから、私も記者会見を見たときには、「こんな人がそんな陰謀を企むはずがあるだろうか」と思いました。
 いや、本当は陰謀を企んでいたと言いたいわけではありません。しかし、美女が切々と訴えたから嘘を言っているはずはない、という短絡に絶句するのです。
 石堂氏は、息子が今日死ぬか明日死ぬかという瀬戸際に満面の笑みを浮かべることができました。そしたら、女性によっては、レイプされていないのに、喉を詰まらせて涙を浮かべることもできないわけではないでしょう。人間性の一般論を語っているのですが。

 もう十年前になりますが、昭和最後のアイドル酒井法子さんの「涙の記者会見」(https://www.youtube.com/watch?v=pAktguiV3Vc)は本当に美しい一幅の絵でした。あんな女神のような人が悪いことなんかするはずはない、と私の知人はいまだに言っています。
 知人の説によると、酒井さんが覚醒剤を使ったというのは冤罪だとのこと。「記者会見であれだけ謝罪したのだから、冤罪ということはないだろう」と言ったら、「今度そんなこと言ったら、絶交だぞ」と凄まれました。(この人、老人なんですよ。私もそうですが)
 そして、「のりピーは警察検察に恫喝されて、泣く泣く身に覚えのない罪を認めた」のだそうです。酒井さんは中国でスーパースターになっているとは御存知でしょうが、そのことから、媚中派と目され、自民党という国家権力が介入して、逮捕させたとのこと。
 でも、この時期、自民党は下野していたんですよね。

 そこで、のりピーのことはさておき、私は、伊藤詩織氏の背景にも、似たような話があったのではないかと察するのです。バックに付いている一部のリベラルが策動したのではないでしょうか。
 民進党の幹部から立憲民主党の代表に成り上がった枝野幸男氏は、この事件の追及に、途中から及び腰になってしまいました。ネトウヨならぬネトパヨの書き込みでは、枝野氏は、菅官房長官の大物秘書と親しいので、首相と親しい山口氏の追及を遠慮したとのこと。しかも、この大物秘書が伊藤氏から告発された山口氏の逮捕を止めたと言われます。
 しかし、権力者の秘書と親しいからと言って、野党のトップがそんな忖度をすることがありうるものでしょうか。自分は引いても、他の議員に追及させていたでしょう。そんな忖度がありうるのなら、モリカケ問題の追及にだって、手心を加えていたはずです。
 枝野氏が伊藤氏の事件から降りてしまったのは、冤罪だという心証を得たからに違いありません。これに執着すると、朝日の慰安婦問題のような破滅に追い込まれると悟ったのでしょう。
 そして、立憲民主党代表の立場だったからこそ、仲間のリベラルが伊藤氏に働きかけて、山口氏を嵌めようとしていたことに気づいたのだろうと思います。手を引いたのは賢明な策でした。
 リベラルは伊藤氏を脅迫はしなかったでしょうが、あの手、この手で使嗾して、ライダイハンを暴露した山口氏を追い詰めたのです。
 酒井法子さんが警察権力から脅迫されて、罪を認めた(知人の説ですから、私は責任を負いません)ように、伊藤氏はリベラルの説得に負けて、山口氏を訴えることになった。もしくは始めから、そのつもりで誘惑したのではないかと私は邪推するのです(これは私の説ですが、臆測だと断っておきます。責任は負いません)。

 いまだに藪の中ではありますが、リベラルは、山口氏を有罪にするために、センセーショナルなキャンペーンを張っています。最初から検証なぞする気もなく、ひたすら伊藤氏を殉教者に祀り上げています。
 それでいて、「柳原病院事件」(インタネット参照)では、患者に強制猥褻行為を行った医師を、病院が共産党関係の施設だという理由だけで、四万もの署名を集めて弁護しています。この件、「譫妄事件」というタイトルで、私が5月に本欄に寄稿しました。
 こういうのを「ダブルスタンダード(ダブスタ)」と言います。日本語にもこういう状況を表す「片手落ち」という言葉があるのですが、差別用語(なんで?)だから使ってはいけないということで、使用禁止になっているのです。「ダブスタ」だって、真ん中の二字、差別用語ではありませんか。「信濃町」を「中国の町」と言い換えなければいけないのと同じです。

 さて、前述のように、このライダイハン問題から、日本軍が悪事を働いていなかったということが見事に証明されました。
 インタネットの書き込みで、「(ライダイハン問題を)ネトウヨは鬼の首を取ったように騒ぐな」というのがありました。
 これが騒がずにいられましょうか。「朝鮮民族は立派な人たちばかりで、日本の横暴にじっと耐えていたのだ」というのが、マスコミが作り出した虚像でした。今、それが覆りました。韓国兵は性犯罪ばかりでなく、凄まじい虐殺までしていたことが判明しました。本当に日本人は、鬼の首を取ったのです。反日日本人にとってはそうでないでしょうが。
 山口氏の報道から四年、やっと真実が日の目を見ることになりました。一昨年、イギリスで、市民活動家が、「ライダイハンの正義」という団体を立ち上げたのですが、その主張が今年になってようやく世界的に認められるようになって来ました。
 イギリスより先に隣国日本がしなければならなかったのです。山口氏が陥穽に嵌められなかったら、この問題は、日本がリーダーシップを取っていたでしょう。それを考えてもやっぱり、レイプ事件は仕組まれたものだという疑惑を払拭することができません。
 例によって日本のマスコミは「報道しない自由」を駆使しています。それでも、インタネットによって、ライダイハン一件は日に日に拡散されつつあります。
 日本軍の「慰安婦制度」が仮に悪事だったとしても、韓国軍の行った悪事に比べれば、その罪は百分の一です。
 もう我々は卑屈になる必要はないのです。宇宙人のくせに日本人を装っていた元首相は、「(日本は韓国に)未来永劫謝り続けなければならない」と言いました。
 我々は未来永劫、こんな首相を選んだことを反省し続けなければなりませんし、謝る必要のないことを謝り続けた馬鹿馬鹿しさを未来永劫自嘲し続けなければなりません。
 伊藤詩織氏の事件について、山口敬之氏が冤罪だというのは私の主観に過ぎませんから、もうこれ以上は訴えません。しかし、仮に冤罪でなかったとしても、ライダイハン事件を世に知らせた功績は、未来永劫褒め称え続けなければならないでしょう。
 そして、これを週刊文春に寄稿した科(かど)を以て、氏を降格処分にしたTBSの驚くべき偏向を未来永劫糾弾し続けなければならないのではないでしょうか。
 一つまた一つと、玉葱の皮を剥くように、リベラルの作った嘘が暴露されて行きます。「天網恢恢疎にして漏らさず」とはこのことです。やっと正義の実現される時代がやって来たのです。