| あけましておめでとうございます。 2006/01/03 |
あけましておめでとうございます。 平成１７年が終わりました。新しい年に、そして将来に｢期待｣と「不安」を感じさせる激動の1年でありました。経済的には｢中二階｣を抜け出たのでは、と思わせる回復基調となりました。ところが国、地方自治体とも財政状況は極めて厳しくなっております。医療・年金を始めとした社会保障制度、福祉制度は抜本的に見直していかざるを得ない状況になっています。 個人的な体験ですが、昨年を振り返って印象深い出来事を時系列に取り上げ、ご報告いたします。 ○朝日新聞の「従軍慰安婦」ＮＨＫ圧力報道については、４年前、ＮＨＫ教育番組が扱った｢女性戦犯国際法廷｣に対して、抗議のメールを打っていただけに強く関心を持ちました。マスメディアの「ずるさ」、「卑怯さ」を感じました(１月〜)。 ○｢新・国民の油断｣（ＰＨＰ）という本の宇部市に関する記述について、明らかに間違いがあり、愛する街のためにも黙認する訳にはいきません。著者のＹ氏(大学助教授)に強く抗議(２月)。この件に関しては、3月の市議会での代表質問でも取り上げました。Ｙ氏と極めて親しい、安倍晋三氏(現官房長官)にもお会いし、状況を話す(３月)。 出版社ＰＨＰの副編集長とも交渉し、資料を送り、結果的には、宇部市に関する記述を修正、変更していただきました(７月〜８月)。 ○「拉致問題の全面解決を！」山口県民集会Xを宇部で開催。講師は佐藤勝己氏、横田拓也さん、河村建夫代議士、山谷えり子参議院議員。 山谷さんとは昼食、夕食を共にし、意見交換(３月)。 ○｢日本政策研究センター｣所長伊藤哲夫氏と松月院でお会いし、意見交換。国家主権を回復した日を記念して４月２８日、｢市政報告会｣を開催。日本時事評論の山口敏昭編集長に講演していただきました（４月）。 ○中国実業団(小生が連盟会長)の米子市でのバドミントン大会で久しぶりに宇部興産チームが優勝(５月)。 ○６月定例議会で「中学校教科書採択について」一般質問(議事録は同封いたします)。宇部市長選挙、いろんな動きがありましたが、対立候補は共産党のみで、藤田忠夫氏４選(６月)。 ○「教育再生地方議員百人と市民の会」福岡市での総会で、中山文部科学大臣(当時)講演会。空港にお迎えに行き、講演前の懇談会で「近隣諸国条項の削除」「男女共同参画基本法の見直し」「人権擁護法案の廃棄」をお願いいたしました(７月)。 ○８月１４日に上京し、終戦記念日１５日に靖国神社参拝。参拝者は２０万５千人。宇部商業高校野球部、甲子園で大活躍。(裏面へ)メンバーはすべて山口県出身。他県から選手を集めた他のチームとは全然違う。純粋な県代表、有難う！宇部商野球部。 映画｢亡国のイージス｣を観賞し、福井晴敏氏が書いた本を読む。大変面白い小説でした(８月)。 ○総選挙で自由民主党圧勝。山口県４小選挙区で自民勝利。本当の意味で「保守王国」になってほしい。期待していた、高市早苗、西川京子、稲田朋美さん達が当選。城内 実(無所属)氏は残念ながら落選。 山谷えり子さんが山口県にも応援に来られ、藤田市長、宇部興産への表敬訪問に連れて行きました。松月院で、ミニ集会。 日本政策研究センター主催、京都での「全国研修会」に参加。伊藤哲夫所長、工藤美代子さん、中西輝政京大教授、そして福井で衆議院議員になった弁護士の稲田朋美さんの講演を聴講。東京杉並区議の松浦芳子さん、元鎌倉市議の伊藤玲子さんと再会する。恩師、勝田吉太郎先生とも御宅を尋ねて懇談することができました(９月)。 ○「教科書採択」に関して韓国から市町村の教育委員に相当数の文書が来ていることが判明。８月に、山口県の教育委員会に調査を要請いたしました。その資料をもとに、山谷えり子さんが国会で文部科学省に質問。｢全国の状況を調査する｣旨の答弁を引き出されました。 山口県会議員５名の方々と懇親、意見交換する機会を尊敬するＹ氏がセットしてくださいました。 昨年出演したテレビ「チャンネル桜」の社長、水島 総氏が来宇。小生の車で送り迎えし、いろんな件で意見交換(１０月)。 ○萩市で開催された「拉致問題の全面解決を！」県民集会Yに参加。元工作員の安明進氏の講演を聴きました(１１月)。 主だった件を列挙しますと以上のようになります。多くの方々とお会いし、懸案事項について意見を交換し、大変勉強することができ有意義な1年であったと思います。 地方自治体、宇部市にとって状況は益々難しくなります。市政に関与する者の責任が厳しく問われる時代となりました。常に「市会議員の使命は何か」という原点に返って、ふるさと宇部市の発展に全力を尽くします。 本年が皆様にとって素晴らしい年であることを、そしてご家族の健康を心からお祈りいたします。 平成１８年 元旦 宇部市東岐波区中須賀 広重 市郎 |