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テル爺の活動報告
(弁日本会議岡山幹事 西川晃男)


西川晃男TOP M情報デスクTOP
九段にある政府施設の「しょうけい館」の実態について
 
 5月19日10時過ぎに東京着、ネットでその存在を知りました「しょうけい館」へ勢い込んで直行しました。 橋本龍太郎が開館した「昭和館」の近くに、平成18年3月政府がに開館したものだとの事でした。

 勢い込んだ理由は、其処が傷痍軍人に関する資料が展示されている政府の施設で名前の「しょうけい」は「承継」を判りやすく仮名書きしたものだ、との事でしたので、きつと戦地で負傷されたお方の状況やその後の治療や療養の様子や、その方々を治療したり看護された軍医や従軍看護婦の実態を資料と共に具に展示されたもので、戦地の実相を知らない者に事実を継承するもので、我々にとっては貴重な資料であるだろうと期待したからでした。

 展示は二階に分かれていて二階から見てくださいとの事でした。
印象に強く残ったのは、洞窟内の野戦病院らしき施設の中で二人掛りで押さえつけた戦傷者を軍医らしき人が手術しているリアルな等身大の人形や、同じ等身大で洞窟内にわびしく放置されているような戦傷者の姿や、今にも「・・・ミズ・・・ミズをくれ・・・」という叫びが聞こえてきそうな悲惨な姿が再現されていました。 一瞬シナにある反日記念館の七三一部隊の生体解剖のシーンかと見まがうようなものでした。

 その他の展示も戦争の悲惨さを強調するものが余りに多かったので、いい加減うんざりして一階へ降りると、11時からの映像/音声展示が始まったばかりだと、係りの真面目そうな若い女性が言うので、その言葉に従ってたった一人だけで見ていますと、それが何と沖縄戦に於ける悲惨な状況を語る老人の映像と証言を長々とやっていました。 余りに一方的な意見の開陳ばかりなので見聞するに堪えられなくなって視聴室から出てしまいました。 そして入館時に貰っていたアンケート用紙に、約40行千文字近く記載して、かの女性に「反論が在ればメールででも送ってください」と言って渡しました。 その要旨は次の通りです。

 この施設は、反戦平和ばかりを呼びかける所謂反戦平和団体の展示と違わないではないか。政府主体の施設であるならば、少なくも このような状況下でも台湾の女性を含む若い従軍看護婦の皆さんが、身を挺して看護に当たられて、それに対する感謝の念の表現くらいは在っても良いのではないか。 とにかく戦争の悲惨さばかりが強調されていて、当時の国民の心が全く伝わって来ない。 これでは傷痍軍人を巧みに使った反戦運動そのものである。

 責任ある立場の者たちは、満州(シナの言う中国東北)やチベットやウィグルの事を知らないのか?満州では、我が国が営々として工業化を図った施設をソ連が持ち帰った後、そこを我が物にした共産党政権の下で共産主義になびかぬ満人は数百万人の単位で新彊ウィグルの各地区へ移住させられ、残った満人も漢民族との混血政策により、約一億人とみられる人口の中の純満人(女信族)の数は、今や多くて二三百万、少なく見ると二三十万しかなく、清国の祖である満人が使っていた蒙古文字を使いこなせる者は数十人か、少なく見積もると数人しか居ない現状になっている。
 そもそも彼等が救って育ててやったと今になって称する日本人残留孤児の自称里親は、僅かな例外を除いて多くは将来の労働力の確保の為に奴隷として売買した者である事が判らないのだろうか?

 チベットでは、チベット仏教を信仰して武力を持たず平和を愛好して念仏三昧だったチベット族が、ボダラ宮守護のための僅か数百の刀槍を持った警護兵しか持たなかったので、中共軍の侵攻に抵抗する術も無く国土を蹂躙され尽くしてしまい、行動の自由も表現の自由も無い圧政下で、いまや結婚適齢の女性は漢族との結婚を強要されて漢族との混血化を余儀なくされてしまっている。 こうして民族自決の美名の下でチベットの帰属を決める選挙では当然のように中共の領土にされてしまうしか無いだろう。

 隣の国はそんな事を平気で行う民族で、そんな状況が目の前にあるのに関わらず、目先の利益の為にそれに目を閉ざして阿諛追従し、只管反戦平和を唱えて国民をミスリードるものは、彼らに与して我が国を彼らに売り渡そうとする売国行為の実践者と見られても致し方ないのではないか。

 と、そのように私は見て書きましたが、どうか皆様も一度現物を御覧になって私の見方の正邪をご批判賜れば幸いでございます。 また、そんな見方も尤もであると思し召されたら、どうか然るべき筋への抗議をよろしくお願いします。
                    岡山県  西川晃男


 

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