「日はまた昇る」日本を築こう!       


檄・旧来型政治に決別し、「日はまた昇る」日本を築こう!

郵政法案反対議員は、行政改革に反対する自由民主党勢力衰亡化推進者であり且、票田堅持・利益誘導政治至上主義の旧来型政治家にして、決別は当然なり。

橋本派を中心とする勢力は、規制に保護された既得権益を護るため、1986年国民の総意として形成された市場開放、規制緩和による前川レポート構造改革を切り捨て、代わって円高・金利高・バブル政策を独断敢行し、世界最強の工場群を弱体化・海外移転を促進させて米国の意向に盲従、一転してバブルをストップして千三百兆円の国民資産を蒸発させ不況・失業者を発生させた。バブルに踊って深刻な不良債権を抱えた農林・不動産系金融機関やゼネコン等を救済して選挙地盤を護るため、世界最高の格付を有した都銀にこれを転嫁、南米ボリビア同等の格付に突き落として自立不能に追い込み、累々とした失政の糊塗隠蔽を図ってきた。この間公務員職員団体に対する無償払下げ国有地の売却資金代金、郵政労組四十億円を含む百億円に達する倒産農協における闇高金利預金救済と引き換えた村山首相退陣・橋本首相の交替劇もある。

今日郵政法案反対議員が資金運用能力の全くない郵貯に国家保障を継続して、衰弱した民間金融機関からの流出資金やアングラマネーを世界中からかき集め国債購入させ、政官業労癒着した利益誘導型財政投融資政策を続行、「公共部門」の巨額不良資産の累増を推進し、国民経済を更なる奈落の底に突き落とそうとしている。それにも拘わらずこの者達は、その認識もなければ反省は無論無く、解決の道筋も示さない我利我利亡者にして、自民党内に隠然として過去から現在にたむろする志の低い無用・有害政治家なり。旧来型政治に決別し、干乾びたチーズの小泉首相の下に糾合し、郵政改革を突破口に、志高く「日はまた昇る」日本を築こうではないか。