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教育現場における真の「人権教育」の徹底を求める陳情書

          
 平成27年5月15日

大阪市議会議長        殿 
                         陳情者 吹田市古江台2-10-13-3F 
増 木 重 夫

 報道によると、平成22年7月30日、大阪市西区で2児の餓死死体が発見され、同日に2児の母親(当時23歳)を死体遺棄、殺人容疑で逮捕した。
 また、茨木市では平成26年11月20日、3歳の長女に十分な食事を与えず衰弱死させたとして、大阪府警捜査1課は殺人容疑で、義父の男性容疑者(22)と、同居の実母で無職の少女(19)を逮捕した。司法解剖の結果、長女の腸にはアルミはくやロウ、タマネギの皮が残っていたという。府警は空腹を満たすために自らのみ込んだとみている。
 ここ数年で、このようなあってはならない事件が起きている。虐待の話はよく聞くが、「餓死」という話はそう多く聞かない。まして空腹のあまりアルミ箔などを飲み込んだなどとは人間界ではあってはならい。子供たちの「人権無視」の極みだ。その2件が大阪で起きている。
 これら日本で起きた餓死は、北朝鮮や、アフリカの飢餓、餓死とは根本的に違い、自然的なものではなく、教育で何とかなったのではないか、人為的なものではないかと思慮せざるを得ない。
 2件に共通したものはお母さんが若い。そして、方や子供を放置し、男友達と遊び歩いている間の出来事。方や虐待と栄養失調の延長。あまりに「軽い」。若くして子供を産むことは「少子化対策」としては歓迎すべきだが、彼等の人生観の軽さに由来するなら本末転倒だ。
 大阪府や大阪市の教育現場では今まで「人権」に関してはどこの自治体にも負けないくらい徹底した指導がなされてきたと聞き及んでいる。ところがそれを根底から覆すような事件と思慮する。
 2事件の親は数年前は中高生だから十分そのような教育を受けてきたはずだ。2件の親が大阪出身でないにしても、少なくとも大阪の空気を吸って生きてきたわけだから、その空気に問題があったことは否定できないと思う。
 大阪の人権教育は同和教育から発展したもので、主たる目的は「差別をなくそう」というもの。もちろん不当な差別など許されるわけはないが、「同和教育に偏り過ぎていたのではないか」と言わざるを得ない。
究極な言い方になるが、少々差別があっても、子供がアルミ箔を食べて死ぬよりはいいのではないか。己の権利、「私にも好きに生きる権利がある」とか「私らしく生きたい」などと自分中心の主張だけが「人権」であるがごとく習い、相手にも人権があること。親としての義務があることをを十分教えていなかった。刑事事件の責まで教育現場に負わせるのは酷かもしれない。しかし餓死した子供の「基本的人権は」はだれが擁護するのか。そしてそれを教える責はどこにあるのか。「親になったら子供を扶養しなければならない義務がある。」この当たり前の話を学校で十分に指導してこなかったことに責任の一端があることは否定できまい。
 今の児童、生徒が将来親になった時、絶対このような事件を起こさないよう、人権の幹をなす「親学(親の責任)」「道徳」「家族愛」等を小中、高等学校でしっかり教えてほしい。
 大阪の学力は低迷している。しかし、今はそれどころの話ではない。

陳情の項目
貴議会に置かれては、今一度「人権」とは何か、「基本的人権」とは何かを議論され、二度とこのような悲惨の限界を超えた事件が起こらないよう、適切に教育現場に働きかけていただくよう陳情する

教育現場における真の「人権教育」の徹底を求める陳情書

 平成27年1月  日

大阪府議会議長岡沢健二殿 
                         陳情者 吹田市古江台2-10-13-3F 
増 木 重 夫

                              
 平成22年7月30日、大阪市西区で2児の餓死死体が発見され、同日に風俗店に勤務していた2児の母親(当時23歳)を死体遺棄、殺人容疑で逮捕した。
 また、茨木市では平成26年11月20日、3歳の長女に十分な食事を与えず衰弱死させたとして、大阪府警捜査1課は殺人容疑で、義父の男性容疑者(22)と、同居の実母で無職の少女(19)を逮捕した。司法解剖の結果、長女の腸にはアルミはくやロウ、タマネギの皮が残っていたという。府警は空腹を満たすために自らのみ込んだとみている。      
 ここ数年で、このようなあってはならない事件が起きている。虐待の話はよく聞くが、「餓死」という話はそう多く聞かない。まして空腹のあまりアルミ箔などを飲み込んだなどとは人間界ではあってはならい。子供たちの「人権無視」の極みだ。その2件が大阪で起きている。
 これら日本で起きた餓死は、北朝鮮や、アフリカの飢餓、餓死とは根本的に違い、自然的なものではなく、教育で何とかなったのではないか、人為的なものではないかと思慮せざるを得ない。
 2件に共通したものはお母さんが若い。そして、方や風俗で働き、子供を放置し他の男性と遊び歩いている間の出来事。方や虐待と栄養失調の延長。あまりに「軽い」。若くして子供を産むことは「少子化対策」としては歓迎すべきだが、彼等の人生観が軽くなっては本末転倒だ。
 大阪府や大阪市の教育現場では、今まで「人権」に関してはどこの自治体にも負けないくらい徹底した指導がなされてきたと聞き及んでいる。ところがそれを根底から覆すような事件と思慮する。
 2事件の親は数年前は中高生だから十分そのような教育を受けてきたはずだ。2件の親が大阪出身でないにしても、少なくとも大阪の空気を吸って生きてきたわけだから、その空気に問題があったことは否定できないと思う。
 大阪の人権教育は同和教育から発展したもので、主たる目的は「差別をなくそう」というもの。すなわち同和教育に偏り過ぎていたのではないかと言わざるを得ない。
「大阪の人権教育」は「同和教育」であり、「(同和)利権がらみの物」とまでは言いたくないが、胡散臭い連中への利権が「人権」の言葉の裏に見え隠れする。 
極端な言い方になるが、少々差別があっても、子供がアルミ箔を食べて死ぬよりはいいのではないか。己の権利、「私にも好きに生きる権利がある」とか「私らしく生きたい」などと自分中心の主張だけが「人権」であるがごとく習い、相手にも人権があること。親としての義務があることをを十分教えていなかった。刑事事件の責まで教育現場に負わせるのは酷かもしれない。しかし餓死した子供の「基本的人権は」はだれが擁護するのか。そしてそれを教える責はどこにあるのか。「親になったら子供を扶養しなければならない義務がある。」この当たり前の話を学校で十分に指導してなかったことに責任の一端があることは否定できまい。
 今の児童、生徒が将来親になった時、絶対このような事件を起こさないよう、 
人権の幹をなす「親の責任」「道徳」「家族愛」等を小中、高等学校でしっかり教えてほしい。
 大阪の学力は低迷している。しかし、今はそれどころの話ではない。

陳情の項目
貴議会に置かれては、今一度「人権」とは何か、「基本的人権」とは何かを議論され、二度とこのような悲惨の限界を超えた事件が起こらないよう、適切に教育現場に働きかけていただくよう陳情する